発達障害とは?

............

『発達障害』のおもな原因は、脳の機能障害です。
最近の研究では、前頭前野や大脳辺縁系、大脳基底核の働きが低下していると考えられています。 また小脳や神経伝達物質の異常も大きな原因の1つと考えられていますし、遺伝も関わっている と考えられます。自閉症スペクトラム (ASD) や学習障害 (LD)、注意欠陥・多動性障害 (ADHD) などを総称して 「発達障害」と呼んでいます。
知的な障害を伴うこともありますし、これらの症状が複雑に重なって現れることもあります。発達障害は見た目ではわかりにくいせいか、いろいろな面で誤解されることがあるようです。 でも、さまざまな領域すべてが遅れているわけではありません。むしろ優れている領域もたくさんあります。
得意なことと不得意なことの差が大きいのです。そのせいで支援の必要性が見落とされ、困った行動ばかりが目についてしまいがちです。 周囲からの理解がないと、人と異なる行動を問題行動と誤解され、怒られてしまったりいじめられてしまったりなど、傷つけられることも多くなってしまいます。また「できるはずなのにできない」「真面目に受け答えしているのに人間関係がうまくいかない」などとお子さん自身が感じ、不安になったり苦しんでしまうこともあります。ですから、「みんなと同じ」を求めすぎず、そのお子さんの良さを見つめて保育をしていく必要があります。持って生まれた素質の「いいところ」を見つけ、困ったところを支援し、どんな環境を整えるかで、発達障害の子供たちの力はのびやかに発揮され、将来は変わっていきます。