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2025年03月22日
第一回キッズフロンティア保護者交流会 part2
【ことば支援課】保護者交流会 こんにちは!ことば支援課のSTです♪ 昨日に引き続き、 3/1、土曜日での保護者交流会のお話しをさせて頂きます♪ 今回は、言語療育利用者様を対象として行っています。 午前の部、自分が担当するブースで盛り上がったのは、 【なぞなぞ】! 3つの答えに対して STが出すヒントを手がかりに、どれが正解なのか?考えて、 時には保護者様からの手助けもあり正解へ辿り着けました♪ 大変良く頑張りました♪👏 また、クイズの答えの中でピーマン好きか?聞くと 嫌いと答えるお子様もいて、「ピーマン食べないと正義のヒーローピーマンがきちゃうぞ♪」とSTからは言っています(笑) お肉もイイけど、野菜も食べようね~♪ 午後の部は放デイを中心とする小学生のお子様たちがいらして、 午前の部とは雰囲気がガラリと変わり! お子様もSTも皆元気いっぱい!! まず最初にSTが「元気ですか!!」とエネルギッシュにお子様や保護者様に挨拶をしてスタート! 自己紹介では堂々と好きなモノを堂々と言えるお子様もいれば、恥ずかしがって小声になってしまったお子様もいて、お互いの事を仲良く知る所から入りました♪ 【伝言ゲーム】 順番を決めて 1番目がSTからのお題を間違えずに小さな声で読む。 2番目が1番目の人からきた伝言を正しく聞いて3番目の人に伝える、 3番目の人が答えを発表する、という流れで行っています。 答え合わせのとき、最初の文章から、とてもおもしろく愉快な文章に変わって、お子様も保護者様も楽しそうな笑い声で盛り上がりました♪ 間違えずに正しく文章を読んで、 相手の言った事をきちんと理解しようとして聞いて、 間違えてでもイイから!恥ずかしがらずに答える。 それぞれの役割を持って3人とも大変良く頑張りました!!👏 【5W1Hゲーム】 それぞれ引いたカードから一文を作って、皆で文章を完成させました♪ 「だれ」「どこで」「なにした」のカードを引き、役割分担した後は、 どんな文章ができたのかな〜♪ 皆で笑いながらカードを選び、何かおもしろそうな一文にしようと企んでいる様子もうかがえました。(笑) さて、それぞれのカードから組み合わせて一文にすると!! なんと!!お子様も保護者様、ST、皆、大きな笑い声が絶えませんでした!!(笑) 改めまして、文を作る楽しさや面白さ! そして!間違えるからこそ、おもしろい発見があることを皆さんで楽しみながら学べたと感じました♪ 普段行っている言語療育では1対1の個別療育に対して、2、3人の小集団で行い、個別療育とは違った楽しさや新鮮さを感じてもらえて嬉しい気持ちです。^_^ 小集団療育が終わったあとは交流会では、はじめは緊張は見られましたが、保護者様同士の意見交換や情報交換、そしてお子様たちは、楽しく大はしゃぎして楽しく遊び、自分も童心に返って一緒に遊びました♪ こちらから冗談で「今日から小学校6年生だから」と言うと、お子様たちは大笑い(笑)。 楽しくお話しをして、情報交換、友達ができるなど、皆様にとって、イイきっかけになった場だと思いました♪ 楽しい時間もあっという間に、閉会の時間がやってきました・・・。 お子様、保護者様が帰って、誰もいない会場でとてもしんみりでした・・・。 また、開催せれる機会があったら、是非やりたいな♪» 続きを読む2025年03月21日
第1回キッズフロンティア保護者交流会✨
みなさん、こんにちは🌞ことば支援課のSTです。 第1回キッズフロンティア保護者交流会が開催されました!今回は、言語療育をご利用されている方を対象に行っています。 午前の部は、児発がメイン!「おはよう!」「何するのかな??」きょろきょろ👀💓お子様も保護者様も初めての場所にドキドキワクワクした様子でスタート!まずは、5つのブースにて、STによる小集団療育。ここでは【ことばの音すごろく】と【なぞなぞ】を行いました。【ことばの音すごろく】では、楽しそうにサイコロを振ったり、「き、り、ん!」としっかりとことばの音をとらえながら進んでいき、ゴールのお宝までたどり着くことができていました!🎖【なぞなぞ】でも、STのなぞなぞをよーく聞いて、絵のヒントを見ながら、「レモン!」「ブドウ!」などと大きな声で積極的に答えてくれました!よく頑張りました👏👏 午後の部は、放デイがメイン!「わ~!」「なになに~??楽しみ~!」💕✨お子様も保護者様も、初めての場所に興味津々👀午前同様、5つのブースにて、STによる小集団療育スタート!ここでは【クイズ】【5W1Hゲーム】【伝言ゲーム】を行いました。課題を行う前には、参加者全員のコミュニケーションツールとなる50オン表で自己紹介。【5W1Hゲーム】では、それぞれが引いたカードで1文を完成。さて、完成した文は、「ちいさなどらえもんが夜寝る前に電車の中でこっそりお菓子を食べた。」??!!こんな変な内容の文であっても、文としてしっかり成り立っていますよね😊【伝言ゲーム】では、口から発することばではなく、絵を使ってみました。絵でも相手に伝えることができる。コミュニケーションのツールは、いろんなものがありますね。一つ一つしっかり取り組むことができ、頑張ったで賞シールをもらい、みんな大喜び♪よく頑張りました👏👏 午前の部も午後の部も小集団療育が終わったら、交流会スタート!オードブルやお菓子、飲み物を楽しみながら、普段合わない保護者様同士での交流を楽しんでいただきました。皆さん、はじめは少し緊張気味でしたが、少し話し始めると、普段のことや幼稚園・学校でのこと、いろんなお話されて、盛り上がっていました♪子どもたちも、プレイエリアで遊んだり、大きな会場を走り回ったりと、思う存分楽しめていました!!! みなさん、お楽しみの中、閉会の時間に。。。😿楽しい時間はあっという間ですね。また、交流会の場で、皆さんとお会いできることを楽しみにしています!ご興味ある方は、ぜひ次回お待ちしております!!» 続きを読む2023年09月27日
【言語療育】言語療育の中身
こんにちわ、ことば支援課長です! 本日は、第2回目のブログ。 「言語療育って何をしているの?」のお話です。 キッズフロンティアの言語療育には二つの利用方法があります。 1、集団療育に参加してもらいながら、その途中で個室に来てもらう方法。 2、親子で通所してもらい、言語療育を受けてから一緒にお家に帰る方法。 いずれにしても、あまり内容は変わりません。 保護者様が一緒にいるかどうかで、お子様の状態は変わることが多いですが、 「一緒に来たけど、言語療育の時間は外にいますね。」 「子どもがどんなことしているか見たい!」 などなど、お子様の状態に合わせて、保護者様のニーズに合わせて対応しています。 さて、実際の療育の中身ですが、「ことば」だけをとっても多岐にわたりますのでいくつか例を。 ・実物を音声のマッチング課題、まねっこ課題で、頭の中のイメージと音声の繋がりを大きくします。 ・型はめを使って、物事をふるい分けたり選択したりする方法を学習します。 ・絵カードを音声で選択する課題で、語彙という頭の中の辞書作りをします。 ・単語の音の数をおはじきや数などで表し、音への意識を大きくします。 ・状況にあった文章を作ってもらい、単語を繋げたり、入れ替えたり、助詞を使う方法を身につけます。 ・「こんな時どうする?」「この後どうなる?」課題で、状況や環境にあったことばの利用を学びます。 ・お口の体操や滑舌の練習で、相手に伝わる話し方を身につけます。 それぞれ、お子様には興味関心が合って、「これならできる。」「こうやりたい。」を教えてもらい、 課題をカスタマイズすることによって学習効率を高めていきます。 これが中々に難しい、、、。 お子様は教えてくれています、でもこちら側が推測できない。 日々日々、精進です! 【本日の一幕】 前回のブログにて、お話しさせてもらったお子様。 先日、お部屋で絵カードと実物マッチングまで進んでいる所を見かけました。 机に向かい、STと双方向性を持ちながら、ことばと向き合っておりました。 お子様の成長には、本当に元気づけられます。 けんた:部屋に入り、Aくんを見る。(おお、やるなぁ!) Aくん:けんたをチラ見、目線をカードに戻す。(来たの?) けんた:「今日はお荷物置きに来ただけだから。帰るね。」 Nさん:「は~い。」 Aくん:またチラ見。(どうぞ。) 机の上が取っ散らかってようが、椅子に座っていなかろうが、それがその子のやり方なのですね。 「そのやり方だと難しくない?効率悪くない?」と思ってしまいがちなのですが、 それは私の未熟さ故、また色々教えてください!» 続きを読む2023年06月29日
【言語療育】ことば支援課です☆
こんにちわ、ことば支援課の言語聴覚士です! キッズのお友達からは「けんたさん」と呼ばれています。 本日はキッズフロンティアのことば支援課についてのお話です。 言語聴覚士(ST)という有資格者にて構成されています。 「はて、言語聴覚士?」と思われる方も多く居るかと思います。 平たく言うと、「首から上のリハビリをする人」です。 対象は脳へのダメージ、発達がゆっくり、飲み食い、耳の聴こえ、発声etc。 理学療法士(PT)や作業療法士(OT)と共にリハビリ職と括られることは多いものの、 PTやOTと比べると知名度も低く、有資格者数も少ない状況です、、、。 更に、成人分野で働くSTが約7割。小児STはまだまだ行き届かないのが現状。 ことば支援課はそんな状況を「少しでも良くしたい!」と2年前に前身のチームが発足。 今年度は小児ST3名を増員し邁進しております。 キッズフロンティアではSTの活動を「言語療育」と銘打っています。 言語に対するリハビリやハビリ、訓練やトレーニング、療養や保育、発達支援、 などなどをSTが担っていきたい、という気持ちがこもっています。 一般的な用語ではありませんがキッズフロンティアから広まってくれると良いですね。 言語療育への相談の内容は多種多様。 「おしゃべり苦手なんです。」 「お友達と仲良くしたいんです。」 「滑舌良くなりたいんです。」 「聞き返しや聞き逃しが多いんです。」 「食事が捗らないんです。」 「何を考えているのか知りたいんです。」 ご相談内容に合わせて、保育士や看護師、指導員と共に、 <一緒に> <楽しく> <できた> に根拠を持って対応いたします! 【本日の一幕】 幼児クラスのAくんと担当STのNさん。 母子通所での言語療育に立ち合いました。 Aくん:靴を指差しベソをかく。(ママ!もう帰りたい!) けんた:一人遊びを始める。「アンパンマンの汽車楽しいなぁ!」 Aくん:泣き止みじっと見る。(え、なにそれ、楽しい。) けんた:しばらく一人遊び。「今度はこっちを通っちゃおうかなぁ!」 Aくん:笑顔もどる。(もっとやってよ。) けんた:「はい、Nさん。続きをどうぞ。」 Nさん:「は~い。」(あ、またムチャぶりきた。) (Nさんしばらく1人遊び、、、。) Nさん:「課題やろうか。」 Aくん:近くに寄ってくる。(いいよ。) Aくんの頭の中を推測しつつ、反応を精査して、次の一手を考える。 評価と言われるものの一部分ですが、相手への理解が深まった時はとても嬉しいですね♪» 続きを読む