児童発達支援

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Ⅰ 児童発達支援とは?

児童発達支援とは、児童福祉法に基づくサービスの一つです。
早期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害の有無に関わらず発達の遅れが気になるお子さまの利用も幅広くおこなわれております。
自治体の定める日数と自己負担額の範囲でご利用いただけます。

●サービスのご利用には受給者証が必要です

通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。
キッズフロンティアで提供している障害児通所支援(児童発達支援/放課後等デイサービス)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要になります。
通所受給者証の申請時には、ご利用する「事業所と利用日数」が決まっている必要があるため、事前の見学をお勧めします。

通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。療育手帳とは別のものですのでご注意ください。

通所受給者証にはサービス種別、保護者と児童の住所、氏名、生年月日、サービスの種類、その支給量(日数や時間数)、負担上限月額が記載されます。

キッズフロンティアで提供している障害児通所支援(児童発達支援/放課後等デイサービス)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要になります。

市町村によっては、通所受給者証を申請する際、「利用予定の事業所」「ひと月の利用日数」をあらかじめ決めておく必要があります。詳細は、お住いの市町村(障害福祉課)にお尋ねください。

Ⅱ 早期支援の必要性

就学前の時期は、自立や社会性、コミュニケーションなどの “生活全般の自立” を学ぶ大切な時期です。
特に発達の遅れや偏りが見られるお子さまの場合、早期から個々の発達や特性に合わせた支援を行う必要性があると言われています。
個々の特性に合わせた支援を早期からおこなうことにより、適切な行動やスキルの習得を促すことができます。
この時期の経験は脳の発達に大きく影響していると言われており、早期支援は年齢が低ければ低いほど効果的と言われています。
年齢が上がるほど、新しいスキルの習得が難しなる傾向がみられます。

Ⅲ ご利用方法の例

早期支援で重要なポイントは、一人ひとりの発達段階や特性に合わせた支援計画を策定することです。お子さま一人ひとりによって目指す目標や計画は異なります。
最新の研究結果では、なるべく高い頻度で発達支援サービスを利用すると共に、ご家庭でもお子さまに働きかけていくことが一番効果的とされています。
キッズフロンティアの児童発達支援では、お子さまの状況に合わせて個別指導(45分程度)、大・小集団指導(4時間)を組み合わせた療育・支援を行ています。

「言葉が遅れている」

コミュニケーションがとれようになって欲しい

個別指導(週1~2回) 言語聴覚士と1対1での「言葉」支援
+
集団指導(週2~3回) 言葉が話せる子どもたち集団に入りコミュニケーションの練習(言語聴覚士監修)
+
保護者様サポート 適宜、ご家庭でも行っていただきたい支援のサポート

「行動に困難さがある」

パニック・暴言・暴力などがみられる

個別指導(週1回) 行動や感情のコントロール方法を習得(ベテランの保育士・児童指導員)
+
集団指導(週3回) 他の子どもたち集団で行動や感情をコントロールする訓練
+
保護者様サポート 適宜、ご家庭でも行っていただきたい支援のサポート

「ひとりでご飯が食べれない・オムツが取れない」

個別指導(週3回) 全体の昼食時に Man to Man での摂食トレーニング
&
個別指導(週3回) 排泄トレーニング&生活自立訓練
+
保護者様サポート 適宜、ご家庭でも行っていただきたい支援のサポート
キッズフロンティアの療育プログラム(児童発達支援)
キッズフロンティアの未就学療育プログラムは、「生活自立支援」を第一優先と考えます。
「ルールが守れること」、「自分で意思を伝えること」、「自分で食べれること」、「自分でトイレができること」、私たちはお子様の「生活行動の自立」を支援します。
キッズフロンティアに通所する未就学児の大半は、幼稚園・保育園の通園経験がある、または幼稚園・保育園を併用して利用している児童です。
健常児に比べて少しだけ成長が遅れている児童をもう一度、幼稚園・保育園に “通園できる” 療育プログラムを提供しています。

1. 集団行動プログラム(ソーシャルスキルトレーニング)

集団生活で必要なスキルとして、学習への姿勢、対人関係、セルフコントロール、ルール理解の課題に取り組みます。 子どもが自ら取り組みたくなるようゲーム性を高め、自律的行動を促します。
屋外での集団療育も取り入れ、「ルール」「挨拶」「感情コントール」など学びます。

2. コミュニケーションと連動した言語プログラム

言語聴覚士監修のもと、共感的なやりとりのために言葉を使用することをめざし、指導員と遊びながら喜びの共有体験を重ね、コミュニケーション意欲を高めます。
各種言葉カードなどを使って、TPOに合った言葉をインプットします。

3. 認知強化プログラム

キッズフロンティアのオリジナル教材を使用し、認知、思考、情報処理の強化に取り組みます。
小学校入学に向けての学習支援も行います。

4. 感覚統合プログラム

見る・聞く・触る・動かすを意識しながら、リズムダンスやオリジナル遊具を駆使しての楽しみながら感覚機能・運動機能の強化を図ります。

5. 生活自立プログラム

(食事)食事前の手洗い、食事の挨拶、自らお弁当を準備する、お箸の使い方、食べることに集中、お片付け、などをトレーニングします。
(排泄)自分で尿意・便意を指導員に伝えること、自分でトイレに行けることなどをトレーニングします。
(着替え)自分で着替えられることをトレーニングします。
(時間の認知)常に時間を意識しながら、決められた時間で行動するトレーニングをします。

6. 自律的行動プログラム

ABA(応用行動分析学)理論を基にお子様の行動を分析し、適切な対応します。
問題がある行動が見られる場合は、「行動前の出来事」と「行動後の結果」に着目することにより「良い結果」を得られる成功体験を演出し、子どもの自律的行動を引き出します。
「良い行動」には褒めることで自らの意欲を育むかかわりを行います。

※ABA(応用行動分析)詳しくはこちらから↓
参考サイト:ABA スクール Together:ABA 応用行動分析 ( ©Together合同会社 )